「いや、んなわけねぇだろ」
そういう声が聞こえてきそうなのでクイズを1つ。
Q.電車の天井を描いてください
どうですか描けましたか?
この下に正解を用意しました。
こんな感じです。
真ん中にクーラー、そして左右に化粧板が貼ってあります。どうです合ってましたか?(ホントの正解は会社によりけりだとは思いますが)今回言いたいのはこれ(どれ)です。絶対視界に入ってるはずなのに私達は何一つ覚えていません。
これに気づいたのはRTMを始めた頃、自作モデルを作ろうとして躓きまくったことです。車体を作るにしても内装を作るにしても、何も思い出せません。自分は鉄道ファンとして他の人の数倍、もしくは数十倍は鉄道に関する知識があると思っていたのに自信があったのですが、それ自信は一瞬にして崩れ去りました。そのモデルは結局どうあがいてもそれっぽくならずに制作を断念。この時、自分の思っていた以上に視界は狭いのだと思いました。
これは他にも通づることで、イラストがその要素として強いと思います。絵を描く上で大切なのは観察です。いや嘘じゃないって。絵が上手い人はよく昔から描いているというじゃないですか。これは昔からそれを観察してきているから絵がうまいのだと思います。作曲も同じですね。どれだけ曲を聴いてきたかによると思います。(因みになんでこんな偉そうに語っているのかというとどちらとも自分が挫折したからです)
ということで私達の視野の狭さについて語りました。結局、どんな創作活動をするにしても既存のものを研究するというのはとても大切なものなのですね。それではまた〜